上半身のこむら返りへの対処で試行錯誤
2020/02/09
足ではないのでこむら返りという呼称も変なんですが、上半身の筋肉が攣る症状にここ数年悩まされていました。
それがある対処法を試してみたところ攣る回数が激減したので、万人に効果があるかはわかりませんがご紹介。
上半身の筋肉が攣る
私の場合は冬場が特に酷く、電車のつり革に掴まっている時やドアを開けようとした時などに胸や腕の筋肉がピキッと攣って激痛に襲われます。
この痛みは10~15分くらい持続するので、電車に乗っている時などは一旦降車しないといけないほどです。
普段と少し違う方向に腕を動かした時に起きるようで、酷い時はストレッチで背伸びしようと少し腕に力を入れただけで攣りました。
とても痛い。
これへの対処法として以前、漢方薬の芍薬甘草湯で対応する記事を書きました。
こむら返りに効く有名な漢方薬ですから、単発的な症状ならこれで凌げます。
ただ、私の場合は冬にこの症状が何度も出る上に、稀に夏場でも起きることがあり芍薬甘草湯だけでは駄目だなと困っておりました。
また芍薬甘草湯は他の漢方薬と比べても甘草の量がかなり多いので長期的連続的な服用は避けないといけません。
偽性アルドステロン症という副作用を起こす可能性が高まります。
※漢方薬にも副作用はあります。
棘下筋(きょくかきん)と柴胡剤の記載で思い立つ
ネットで調べたりすると筋肉が攣るのはカリウム不足が云々といった記載が出てくるのですがどうも直接的な解決にはなりそうもない。
カリウムを多く含むリンゴを沢山食べれば治るという話ではないだろうし。
そこでふと脳裏によぎったこと。
以前読んだ漢方の本で寺澤捷年著「和漢診療学」の中に柴胡剤(四逆散などの漢方薬)が効くタイプの患者は棘下筋の硬結を鍼治療で緩めてやると楽になるという発見が報告されていました。
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詳しい論文はこちらのリンクから。
柴胡剤というのは四逆散や柴胡桂枝湯などのストレスやイライラによく効く漢方薬のカテゴリーです。
棘下筋は肩の外側の筋肉なのですが、この部分がガチガチに固くなった緊張状態のために胸脇苦満が起こり柴胡剤が効くという話なのですが、私自身も柴胡剤が非常に効く体質なのです。
そこでパイオネックスの円皮鍼を使って棘下筋部分を緩めるのを試してみました。
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円皮鍼を使う時は使う部位の皮膚を消毒することを忘れずに。
デスクワークで肩がガチガチに凝ってしまっているのだろうと、ついでに低周波マッサージやセラケイン(マッサージ器具)を使ったマッサージなども試しました。
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とにかくこの棘下筋周りの筋肉を緩めることに専念してみたらだいぶ肩周りが楽になりました。
すると緩める前は些細なことでも筋肉が攣っていたのですが、緩めた後は攣る症状がかなり減りました。
車のドアを開ける時や、ちょっと寝返りを打つ時ですら攣っていたので体の動作を慎重にしなければならなかったのですが、あまりその心配もいらなくなったのです。
棘下筋の硬結が横隔膜の異常緊張の原因になる、という記述を読んで他の筋肉にも影響が及んでいるのではないかと目算を立てて試してみたのですがうまい具合に攣らなくなり助かりました。
元々肩の筋肉が酷い緊張状態で固くなってしまっていたがために些細な力の入れ方でも攣ってしまうようになっていたのではないかと思われますが詳しいメカニズムはよくわかりません。
ただ私の場合は上半身の筋肉が攣る頻度が激減したのでこれ以来、低周波マッサージや円皮鍼、お灸などで棘下筋周辺を温め丁寧にほぐすようにしています。
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