胸の筋肉が攣った時の対処法としての芍薬甘草湯
2019/01/21
寒い季節になると、胸や腕の筋肉がちょっとした動作で攣るという症状に悩まされたことがある方いらっしゃらないでしょうか?
そんな時には一番手っ取り早く治すのに良い方法として漢方薬の芍薬甘草湯がありますよ、というお話。
こむら返りのような症状が上半身にも
もう10年近く毎年寒い季節になると、ちょっとした動きで胸や腕の筋肉が攣って痛くなる、という症状に悩まされています。
上半身で何気なく、ふと力を入れたらピキッと筋肉が攣ります。
こむら返りのような症状が上半身に現れるのですね。
こむら返りになった場合もしばらく痛くて動けないと思いますが、胸の筋肉が攣った場合もこれは痛い痛い。
攣るということは痙攣しているわけですからすぐにはおさまらない。
本当に5分くらい動けないほど痛みが持続します。
電車のつり革に掴まっている時にこの症状が出てしまうと泣きそうになります。
痛いのに電車は揺れるし、立っているのも辛いし、つり革に掴まっているのもキツイです。
日本の冬が寒い以上、避けては通れない
これ、要は外気温が冷たくなって身体が冷えてしまうから起きるんですよね。
筋肉が夏の時期のようにだらーんとしておらず、寒さで収縮・緊張が持続している状況で突然力が加わるからビクッと攣ってしまう。
自分が意図した動作であっても、身体の筋肉がそれに対応できないようなんですね、私の経験上。
厚着とかホッカイロを使ってもは回避効果はあまりありません。
この胸の筋肉が攣る症状は、寒くなってきたのを身体がなんとなく察知して自然と筋肉が緊張し、収縮してしまうのが原因です。
なので、厚着していても身体の一部が寒い外気に触れた時点で身体が寒さに反応するため回避できません。
私の経験上、厚着するとかえって皮膚が圧迫されて攣りやすいように思います。
攣って痛みが出たら芍薬甘草湯。攣りそうだなと思ったら事前に芍薬甘草湯
攣るのは仕方がないので、攣った後の痛みをすぐに治める漢方薬を紹介しましょう。
それは芍薬甘草湯です。
漢方薬を評価しないタイプの医者ですら、こむら返りや筋肉が攣る症状に対しては迷わず芍薬甘草湯を使います。
漢方の中でも飛び抜けて即効性が高く、証(どの漢方が合うかの体質判断)を細かく見る必要がない単純な処方なため安心して使えます。
名前の通り、芍薬と甘草の2種類だけの生薬構成です。
外出する際は芍薬甘草湯と、それを飲むミネラルウォーターを常時携帯すれば攣った時にも即リカバリーして治せます。
事前に攣りそうな動作をするのがわかっている場合は、先に芍薬甘草湯を飲んでおけばこれを回避できます。
・・・でも攣るのが事前にわかる状況なんてそうそうないから困るんですよね。
それでも夕方の帰宅前に一服飲むと「通勤時に攣る」という一番嫌な状況は避けられますから、この症状に悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか。
※ただし、芍薬甘草湯は甘草の量が他の漢方薬よりだいぶ多いので一日に何度も飲むことや連続した長期服用は避けてください。
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その後色々試行錯誤した結果が下記の記事。
