漢方

痔を治す漢方といったら桂枝茯苓丸という経験則

2020/01/08

個人的な経験則として痔の時に飲んで明確に効果を実感できている漢方の話となると「桂枝茯苓丸」です。

駆瘀血剤といったら一番メジャーな桂枝茯苓丸ですが、大家の山本巌先生は桂枝茯苓丸を消炎性駆瘀血剤と分類しております。

瘀血って何なの?

漢方を勉強すると勉強すると必ず出てくる「瘀血」ですが、実際のところよくわかっていない概念です。あくまで臨床的仮設です。「瘀血」だと仮定した病態に「駆瘀血剤」を使うとよく効く。「駆瘀血剤」が効く病態が「瘀血」なのだというトートロジーみたいな話を山本巌先生は述べています。

実際に痔の時に桂枝茯苓丸を飲んでみる

今までの自分の経験で言うと、痔になる際の体調はだいたい肛門がなんだか固くなります。血の巡りが悪くなったような感じでなんだか硬い。そうすると排便にも不都合が出てきて痛くなります。痔核ができる過程といいますか。

これは放っておいても治る場合もありますが、それ相応に時間がかかります。

なので私はその場合は迷わず桂枝茯苓丸をお湯で溶いて温服するようにしています。飲んで数時間で効果を感じるといった効き方はしないのですが、翌日になるとびっくりするぐらい血の滞りがなくなっています。

ただ、同時に便がゆるくなります。次の日はしばらく軟便になります。が痔の不快感はすっきりなくなっていきます。

痔というのはある種の肛門の炎症であり、「消炎性駆瘀血剤」としての桂枝茯苓丸がダイレクトに効くということなのだと思います。

痔に関してはもう迷わず桂枝茯苓丸で良いし、駆瘀血剤の効果を一番体感しやすいのも桂枝茯苓丸ではないかと自分の経験上では思っています。

駆瘀血剤の例として打撲の際に治打撲一方が効くと言われてもそうそう打撲にはなりませんし、市販薬もないので試す機会がないものです。ですが痔はイスに長時間座る仕事をしていればそれなりの頻度で起きてしまう症状ですから試す機会があります。

痔になったときは桂枝茯苓丸を飲んで「あ、駆瘀血剤ってこういうことなのか」と実感してみましょう。面白いから。初めて飲む時はお腹がギュルギュルいうかもしれないのでそこは注意してください。

【第2類医薬品】「クラシエ」漢方桂枝茯苓丸料エキス錠 90錠

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