種から育てる葉ネギの水耕栽培は日数がかかる
2019/07/08
葉ネギの再生栽培&水耕栽培は以前記事にしました。
今回は葉ネギを種の段階から育てて収穫までの経過をまとめます。
再生栽培との違いは栽培期間
再生栽培との違いはやはり栽培にかかる期間です。
窓際で少しの量を育てて、手軽に薬味として葉ネギが欲しい・・・くらいの話であれば再生栽培の方が手っ取り早いでしょう。
種から育てると収穫まで二ヶ月くらいかかってしまいます。
発芽はとても簡単
催芽播きをすればほぼ一晩くらいで発芽します。100均で売っているようなお茶パックに葉ねぎの種を入れ、水で窒息しない程度の水量で湿らせて一晩おけばだいたい発芽してくれます。
スポンジに切れ目を入れてその中に種を配置し、スポンジに水を含ませるやり方でもOK。
個人的にはお茶パックでの催芽播きの方が早いし確率も良い印象でした。
細い糸のような根が生える
葉ネギの種自体がかなり小さい部類に入ります。
細い糸のような根がヒョロヒョロと生えてきて「本当にコレがネギに育つのだろうか」という頼りない感じの状態がしばらくは続きます。
スポンジで発芽させた様子です。
ここからがとても長いです。枯れない太さになるまで一ヶ月以上かかるのでなかなか大変。
ハイポニカの液肥にスポンジを培地にした状態で浸けて日に当てながらひたすら育つのを待ちます。
液肥に日光が当って藻が発生しないように注意するのを忘れずに。
葉が伸びてくれば伸びてきたで葉の長さによる重みで倒れだすのでそれを支える仕組みも用意しないといけません。
そこで、液肥部分は遮光が必須ですが、葉ネギの葉の部分には日光を当てる必要があるのでペットボトルの透明部分を有効活用しましょう。
私はペリエのペットボトルの胴体部分を使っていました。
バーミキュライトの中で発芽させて育てる方法もやっているのですが、結構枯れやすい。水分のコントロールが難しい印象。
ある程度の大きさまで育ってくれば水の量さえ気をつけていればきちんと育ってくれます。
ある程度の大きさになるまでが長いわけですが。
しっかり育てば、何度も収穫が楽しめます。
夏の薬味収穫にペットボトル2本分もあれば交互に切って再生するのを観察できます。
九条ネギも試してみました。