スロークッカーでチャーシューを作った後に気をつけること
2021/09/02
スロークッカーでチャーシューを作るのが最近の週末の楽しみなのですが、レシピの話ではなく作った後に気をつけないといけないお話を書きます。
これまた体験談です。
以前、霜降り肉の脂に胃をやられて吐いた話を書きました。
霜降り肉は胃腸が弱い人には危険だよ、という話でしたが、チャーシューも気をつけないとダメだよ。という話です。
肉の脂は凶器
スロークッカーで豚ロースのブロック肉なんかを時間をかけて煮込むと信じられないくらい柔らかく煮込むことができます。
表面をフライパンで焼かずに煮込むと、脂っ気も抜けてかなりさっぱりした仕上がりになります。
実のところ肉の旨味も煮込んだ汁の方にだいぶ抜けてしまうのですが、さっぱりしているように感じて食べやすい。
でも実際には結構な脂があります。
さて、この煮込んだ汁は肉の旨味が凝縮されていて、かつお、こんぶの顆粒だしなどを加えるととても美味しいスープになるのですが、作った直後にスープにしてはいけません。
冷ますとえげつない脂の塊が
温かいうちは気づかないのですが、この煮込んだ汁を一日置いてみてください。
0.5cmくらいはあるであろう厚さの白い脂の膜が翌日には表面に張っているはずです。
この膜の脂は全部捨てた方が良いです。
私はこのままの状態でスープにして飲んでその日の晩や翌朝にひどい胃痛に悩まされました。
胃腸が丈夫な人でもあの脂の膜の厚さは、健康に良いとはとても思われません。
胃もたれに良い六君子湯などを準備して飲むくらいでないと危険です。
スロークッカーだととてもさっぱりした料理を作れるのでつい肉の塊などを入れてしまうのですが、実際に調理して食べてみるとどうも胃にはやさしくないことが多々ありました。
食べている時はあまり気づかないのですが、食後しばらくすると「ううっ」となることが多いのです。
煮込んでも脂は適度に取り除かないといけない、という教訓です。