LPIC-1の合格体験記
Linux管理者向けの資格LPICの初級編であるLPIC-1をこの間合格してきたので、それの体験談をご紹介。
社内SEに転職したから勉強し始めた
元々キャリア的にインフラ系エンジニアではなく、ECサイト作成時などにLinuxのコマンド設定を少しばかしやったことがある程度という感じでLAMP方面で開発をガリガリやっていたわけでもないC#からキャリアを始めたソフトウェアエンジニアの身分です。
Webデザインもやってたのでちょっと特殊な来歴ではあります。
Windows Serverなら馴染み深いもののLinuxは、だいたいコマンドリファレンス本片手にちょっと設定をいじる程度だったのですが社内SEに転職したのでLinuxをいじる機会も増えたこともあり資格取得を目指すことにしました。
まずはLPICの概要を掴む
まずは試験の概要を掴むという意味で下記の方を通読しました。
定番だし、概要を掴むのにはこれで良いです。これだけで試験に受かることは絶対に無理ですが・・・。
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これを読んでいる段階はまだ余裕があって、すぐに合格できるんじゃと思っておりました。
白本の通読にものすごく時間がかかってしまう
通称あずき本とは対照的に白本と呼ばれている問題集を次に買いました。
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ここで大きく躓きます。
コマンドリファレンス本を片手にたまにLinuxを触る程度の作業知識だと、この問題集を一通り読み終えるのに凄まじく時間がかかります。
500ページ以上の本書を一通りくまなく読もうとすると1ページ読み進むのにも時間がかかってしまうため、根気が続かない。
ささっと読み終えるつもりが、数か月かかってしまいました。
順番的にはping-tの問題集を一通りやってからこの問題集に取りかかるべきでした。
ping-tの問題集を解き始める
みんな大好き問題集サイトping-tで問題集を解き始めます。
合格するには65%程度の正答率で良いということなので、一通り解いて6~7割正解するくらいになればいいだろうというスタンスで勉強していました。
で、テストセンターに試験日を予約してそれに合わせて勉強をすることにしました。
101、102の試験を同日に受験するという今考えると無謀な試みをしました。
・・・なんとかなるだろうと思っていたのですが、仕事の合間に勉強しているとなかなか想定より勉強のペースが落ちて捗りません。
しかし、試験日は先に決めてしまっていたので、「勉強不足かなぁ」と思いながら試験会場に赴いて受験。
見事玉砕します。ええ落ちました。舐めてました。
102に絞って再受験するも
駄目だ。思ってたより難易度が高い、と心を入れ替えて再勉強。まずは102に絞って勉強。
けっこうping-tをやりこんで再挑戦。ただし、コマ問の方は全く手を付けずに受験してしまいます。
再度受験してみると、思いのほかコマ問の内容であるコマンドの直接入力が解けない&問題文の翻訳が変な日本語の問題が多くて出題意図が把握できないのがかなりあり玉砕。
やばい。想定外にアホみたいに試験代の出費が嵩んでしまった。なんとかしないと。
101を確実に解けるという確信が持てるまで試験日を何度も延期
実際には65%程度正解すれば受かるわけですが、その前段階でping-tをコマ問も含めてかなりやりこまないと実際の試験ではかなり得点が落ちてしまうものなんだとようやく理解して再度勉強し直します。
試験を予約していた日程も勉強不足と感じたら延期で予約し直したため、二週間くらい試験を受けるのを先延ばししました。
で、また受験。今までよりはだいぶ解けたと思って、試験終了のボタンを押します。
得点は・・・540/800。合格ラインは500なのでかなりギリギリで合格。
けっこう問題集をやりこんでいただけに「え、そんなギリギリなの」と軽くショック。
102を再挑戦
LPIC想像以上に難しい・・・。
ping-tの合格体験記なんかを見ているとそんな難易度があるように思えなかったんですが、実際に受けてるみると本当に問題集をみっちり完璧に近い状態までパターンを頭に叩き込まないとかなり間違うと痛感。
徹底的に出題パターンを頭に叩き込もうとするわけですが、一つの分野を何度も繰り返し解いていると、その前にやった分野の問題パターンを忘れるというのが凄くある。仕事の合間にやっているのでなおさらそれがキツイ。
問題数多すぎるんですよ・・・。
101合格後の一週間後に再度受験。102は2度落ちてるので再受験まで1カ月必要でした。
もう、ping-tの問題集をリピートして解くのにゲンナリしている状態だったのでまた落ちたら心が完全に折れるなと思いながら問題を解きます。
で、ノイローゼな感じになりながら、試験終了ボタンを押すと680/800という数値が・・・。
やっと合格。やっと終わった・・・。
白本から2割くらいは出る体感
ping-tだけで合格できるとping-tの合格体験記にはよくあるんですが、個人的には白本から問題の2割くらいは出ていたように感じました。
で、ping-tだけやっていた場合に初見では解けない問題もその2割の中には結構あるように思いました。
大学生ぐらいで記憶力も最盛期で、エンジニアになったばかりなら2週間みっちり勉強して合格するのも可能かもしれません。
ただ、エンジニアでも別ジャンルの経験が長く、年齢もそこそこ食ってて仕事の合間に勉強している・・・なんてスタイルだと本当に勉強に手こずります。
一日中Linux触っているみたいな感じなら困らないんでしょうが、仕事で使うものの頻度はそれほど高くないなんて感じだと本気中の本気ださないと頭に叩き込めません。
コマンドのオプションのパターンはアホみたいにあるわ、その法則性も一貫性がないものがあるわで、これを感覚的に処理できるようになるまでが時間がかかる・・・。
出題パターンのクセを把握して、どこに重点を置いて勉強すればいいかのコツを掴むのに時間がかかってしまって本当に疲れました。
記憶力が落ちているという実感のある人は、かなり覚悟を決めて受験勉強が必要ですLPIC。

