Webを理解しようとしないWebデザイナーの迷惑
2016/08/16
webデザインをするということは常識的に考えると、webの知識がある人なのだろうと普通は思います。
が、実際のところ全然詳しくなくて、昔ちょろっと勉強した知識のまま。
業界の動向もチェックせず、知識のアップデートもすることなく仕事を続けるデザイナーのために周囲は迷惑を被るというお話。
画像を貼り付けるだけの簡単なお仕事
それなりにアクセスのある普段皆さんが見かけるサイトでは遭遇することはそうないと思うのですが、Illustratorで作成した画像を縦横無尽に貼り付けただけのサイトというものが世の中には存在いたします。
中小企業のサイトなどに多いんですね。コレ。
紙媒体専門のDTPをやってるデザイナさんが片手間にWebデザインをして作ったサイトなんかが高確率でコレになっています。
見た目は綺麗なんですよ。でも、Webサイトとしては最悪の方法論で作成されているんです。
紙媒体の理論で作成されているから見た目は綺麗。Webサイトとしては…。
紙媒体としては通用するデザインだとしても、画像を縦横無尽に貼り付けてレイアウトが構成されているサイトが検索エンジンにどのような評価を受けるか……詳しくない方でもだいたい想像できますよね。
一応、画像にalt属性でテキストを指定することはできます。
できるんですが、画像を縦横無尽に貼り付けて「Webデザイン」だと思っている人が、そうした部分を配慮するかと言ったら…するわきゃないですよね。
社名で検索することをしない限りけして辿り着くことがない見た目だけは綺麗な販促効果もクソもないホームページ。
サイトのテキスト部分を選択しようとしても「あれ、これ画像?」「あ、ここも画像」、「・・・全部画像じゃないか」というSEOなんて言葉を全く無視したサイトを量産している現場、というのは今もあります。
そこで完結している限りは、そういうサイト制作会社に依頼をしてしまったお客さんの不運で終わる話でした。
WordPress、レスポンシブ対応を理解しようとしない迷惑
画像でガシガシ組んでしまうような静的サイトを作っている会社というのは技術力のない会社、ということになります。
ところが昨今、一から静的サイトを作るなんて案件は少なくなってきておりCMSでサイト制作が当たり前の時代。
そうするとですね。「デザインはウチで作るからWordPressの実装だけやってくれ」という依頼が来るようになるんですよ・・・。
いやぁ、迷惑です。ホント。
デザインもこっちでやりたいんです。
なんでって、お金が欲しいからではないんです。
いつも画像をベタベタ貼り付けてるサイトを作ってるような人がデザインしてるから、htmlとcssでそのデザインを再現しようとするとどれくらい大変になるかみたいな配慮が一切ないデザインがやってくるんです。
「レスポンシブ対応にしてくれ」とレスポンシブのレの字も理解しようとしてないデザインを送りつけられたこともありました。
勉強しようとしない人にそれを説明するというコストを費やすのも不毛なのです。
勇気をもって断ろう!
「もうボク嫌だ!」
自分でデザイン作った方が早いし、工数の狂いもない!
ということで最近はこの手の迷惑デザインを持ち込んでくる案件はお断りするようになりました。
迷惑デザインに頭を悩ませながら四苦八苦しても技術力が上がらないな、と考えるようになったからです。
自分でデザインして、コーディングするのが一番スキルが上がる実感があるんですよね。
不勉強なWebデザイナーが淘汰されることを願って皆様仕事を頑張りましょう。