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WordPressプラグイン-WordPress HTTPSのバグ サイトアドレスとWordPressアドレス

2016/08/16

WordPressアドレスとサイトアドレスを別に設定した場合に原因不明のトラブルが起きて困った経験談のご紹介。

WordPressサイトを作成して、いざ公開するぞという最終段階で躓いたのがコレです。

redirect01

サイトアドレスと実際のフォルダ構成としてのWordPressアドレスを別にしたいことがあると思います。

WordPressアドレスはレンタルサーバーの都合上、末尾に「wordpress」が付くけども、サイトアドレスでは

/wordpress

を外したい、などの場合ですね。

NTTがやっているbizメール&ウェブのエコノミープランとかがそうなんです。

WordPressを一個しか入れられない仕様だからフォルダ名は「wordpress」に最初から固定で決まってしまっている厄介な仕組みです。

そんな場合でもWordPress を専用ディレクトリに配置する一般的方法として.htaccessとindex.phpの変更を適切に行えばいいはず。

これで普通は問題なく終わるのですが、私の場合ダッシュボードにアクセスできなくなり、頭をかかえました。

いくら考えても、原因が全くわからない。

完全に路頭に迷いました。

.htaccessの書き方が間違っているのではないか?

色々試してもおかしいことはない。

index.phpの書き方がなんかおかしいんじゃないか?

何度見返してもおかしいことはない。

プラグインを一個一個外すというしちめんどくさいことをやらなければいけいなんだろうか・・・嗚呼ゲンナリする。

でも、やらないことにはたぶん解決しない。やっても解決しなんいじゃないかと思いながら涙目になりつつ延々と一個一個原因の特定作業を行っていった結果わかったこと。

・・・原因はプラグインでした。なんてことでしょう。

SSL通信を簡単に行えるプラグインWordPress HTTPSのせいだったのです。

WordPress HTTPSがwp_optionsテーブル内で

/wordpress

付きのアドレスを格納してしまうため、ダッシュボードにアクセスしようとしても延々とリダイレクトがかかってアクセスできなくなってしまう無限地獄が展開されていたのでした。

解消するにはwp_optionsテーブル内から「wordpress-https_ssl_host」の項目を探し出しoption_valueの値から「wordpress/」を削除すればOKです。

当初、私は原因がわからずこれのために2日ほど長時間残業をしながら唸り続け神経衰弱になったのでした。

 

artemtation / Pixabay

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