WEB担当者がWEBに興味がないという不幸
2016/08/04
ホームページ制作の仕事をしていると、その会社の社内WEB担当者の人と交渉することになるわけですが、人によって温度差が凄いなぁ、という話。
WEBの仕組みを知らなくても会社は成立する
経理担当者が経理に疎いことはありえないし、営業担当者が営業についてわからないということはありません。
ところがWEB担当者がWEBを知らないは別に不思議でもないですよね。
経理にしても営業にしても社内にノウハウがなければ会社が成り立ちません。
ですが、WEBのノウハウがなくても会社は成り立ちます。
なぜかと言えばWEBというのは「広報部」、「宣伝部」的なポジシヨンにあるものだからです。
広報担当・・・というのはある程度会社の規模が大きくならないと登場しない役職です。
上場規模クラスの会社でも「広報部」という部署が明確に存在しない会社は珍しくありません。
総務部や営業部の中の兵站部門に該当するタイプの部署が「広報」の役割をしている企業も多いでしょう。
WEBを上手く駆使すれば大きな宣伝効果を得ることも不可能ではない反面、最初からWEBがなければ「WEB経由の売上」がないのですから危機感を持つこともありません。
既に「WEB経由の売上」があって、その数字が下がることになれば企業としての大問題になりますが、世の多くの企業ではそもそも「WEB経由の売上」を出そうと真面目に取り組んでいるところ自体が少ない。
ホームページはあって当たり前の時代にはなったものの、未だにその先まで考えることができてる会社は多くはありません。
ホームページ制作の仕事をしていると「とりあえず必要」以上の強いスタンスで依頼してくるユーザーって、実感として滅多にいないんですよね。
「ホームページを作ること」には熱心でも、「更新、運営をしてアクセスを増やしていく」ことまで貪欲に取り組む担当者って滅多にいない。
熱心じゃない人が担当者で、熱心に更新するのは別の社員
これ、不思議なんですけど、ブログとかを設置すると熱心に更新するのはたいていHP制作を依頼してきたWEB担当者じゃなくて部下の女性社員とかだったりするんですよね。
権限を持っているのはオジサン。
でもWEBという媒体を上手く使って情報発信できるのは部下の女性社員。
だったら最初のホームページ設計の段階から熱心な若い人を割り当てればいいんじゃないかと思うのですけど、ここが上手くいかないのが日本の会社組織ってものなんでしょうね・・・。
建築会社のホームページなんて、作ってから一度たりとも更新してないなんてことも珍しくありません。
若い人にその仕事を任せるという流れが組織の中にないんでしょうねぇ。
経理の資格、とか技術職の資格みたいなわかりやすいモノがないからWEBを活かせる人材がいても、その人がWEB担当者になるような流れが組織の中で発生しないんです。
こういうのって本当に残念なことだなぁ、と思います。