Intuos Pro S導入時にタブレットドライバでトラブルが起きた話
2018/07/20
どうも、自宅では液タブ使用派です。結構古いCintiqを大事に使っています。
先日、職場でintuos Pro Sを導入しました。
板タブは実は初めてで、導入時に結構面倒な現象に遭遇して手間取ったので、その体験をご報告。
Wacomのタブレット愛用者ならドライバ関連のトラブルはいつもの話なんですが、一般的な対処法では解決しなかったので事例として載せておきます。
発端:ドライバの自動インストールがうまくいかなかった
届いたintuos Pro Sを箱から取り出して、最初の接続作業を行っておりました。
あんまり丁寧とも言いがたい取扱説明書を読みつつ、「ペンの色が黒になったんだ」などと感心しながらUSB接続などをしていたのですね。
で、ドライバは「マシンにタブレットを接続すると自動インストールするよ」と書いてあったものだから接続してしばらく待っていました。
しばらく待っていたのですが、インストールが始まる様子がない。
「はて、これはどうしたものか」と一旦USBを外して、もう一度接続します。
※今思うと、これがマズかったのかもしれない。
再接続しても、何か様子がおかしい。
こりゃインストール失敗したな、と思いドライバをWacomのサイトからダウンロードしてきて手動でインストールすることにしました。
手動インストールしたら「ワコムタブレットのプロパティ」が開けない
手動インストール自体は上手くいって、再起動をさせますと「タブレットドライバが見つかりません」というメッセージが表示されました。
通常、ペンタブレットを使用していてこのメッセージが出る場合はタブレットの設定ファイルが壊れているんですよね。
だからバックアップに取っていた設定ファイルを上書きすれば元に戻ります、普通は。
ですが、今回の場合は導入したばかりなのでそもそも設定ファイルを触ってすらいません。
「ワコムタブレットのプロパティ」を開くことができないので、「ワコム タブレット設定ファイルユーティリティ」で設定ファイルを削除して、新規に作りなおそう・・・としたのですがなんかおかしい。
削除はできます。
普通は削除すると「ワコムタブレットのプロパティ」が開けるようになるんですが、開けない。
ドライバを削除してインストールし直し
そもそもドライバインストールが上手くいかなかったのかな、と思いドライバを削除、再起動、再度ドライバの手動インストール。
インストール完了後に促されままに再起動すると「タブレットドライバが見つかりません」の画面が表示されました。
こめかみピキビキッ。
なんだコレ・・・とイライラしつつも、同様の削除、ドライバの手動インストールを何度か繰り返しますが結果は同じ。
これは何かやり方を変えないといけない、と思いタブレットの接続をマシンから全て外します。
その上でドライバを削除。再起動。
自動インストールさせなきゃダメっぽい
再起動が完了して落ち着いた後に、ここではじめてペンタブレットを接続。
今回は自動インストールが始まるまでひたすら待つ。
結構時間がかかったものの「ハードウェア認識」が始まり、自動インストールが始まりました。
今回は手動インストールした時と表示される画面がなんか違います。
「ドライバの中身違う・・・なんてことは普通ないよなぁ」と思いながらも、インストール完了後再起動。
すると・・・
オラ、なんか笑けてきたぞ。
ただ、今回は手動インストール時と動作が微妙に違っていました。
もしかしたら今回は一般的な「いつものWacomトラブル対処法」の一つで対処できるのではと「スタート」→「コントロール・パネル」→「管理ツール」→「サービス」を開きます。
「Wacom Professional Service」を、右クリックして出たメニューから「開始(S)」を選びます。
手動インストール時もこれは試したものの上手くいかなかったのですが、今回はビンゴでした。
無事、タブレットドライバが復活して「ワコムタブレットのプロパティ」を起動させることができました。
教訓:初接続時は、だいぶ時間がかかっても自動インストールが始まるまでゆっくり待つ。
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