社員ブログが失敗する理由
2022/06/02
仕事柄、WordPressで企業ホームページの作成に携わることが多いです。
その際に問題になるのが「社員ブログ」をどのように運営するのかということ。
企業内で明確に共通認識を持つことができていないまま社員ブログをスタートしてしまうケース、多いんですね。
なんとなく
「社員ブログあったらいいんじゃない?」
「イマドキっぽいしね」
くらいの認識で導入してしまうわけです。
この状態でスタートした社員ブログは間違いなく効果が出ずに失敗します。
運用はされているんだけど、特に効果があるわけでもなくダラダラ続いているよくわからないコンテンツになっていきます。
それは何故か?
答えは簡単。
「誰にも興味が持たれない」文章の寄せ集め(社員のプライベート情報ばかり)になってしまうから
個人ブログではそれでも良いのですが、これは企業ブログなのです。
業務時間というコストを割いて書くブログなのですから、企業サイトに閲覧者を集める有益なコンテンツにならなければいけないのです。
それなのに何故か社員個人のプライベートな話の垂れ流しになってしまう。
芸能人ならそのプライベートに興味が集まりますが、一般人のプライベートなブログなんて余程の文才がない限り、アクセスは集まりません。
企業のファンを増やすこと
会社に親しみを持ってもらうこと
を念頭に置かなければいけないのです。
それなのに、何故か社員ブログを設置して納品すると「会社とは全く関係ない趣味の話(プロ野球とかアウトドアとか)全開の記事」、「休みの日に旅行に行ってきました、こんな物を食べました」系の記事で埋め尽くされる事態に・・・。
その記事を社員同士以外の社外の潜在的なお客さん達に公開して、どんな効果があるのかを考えて社員ブログは作成する必要があります。
ですから私なんかがサイト作成を受注した時には、
この社員ブログは閲覧ユーザーにとって有益な情報を掲載するブログにしますよ、というリード文やヘッダー画像に「社員ブログの方向性」を明確にした枠組みを作ってユーザーにデザインを提出します。
記事の具体例なんかも提示しながら納品するわけです。
その枠組に沿って記事を作成してくれさえすれば少なくともマイナスにはならないハズ。
それなのに・・・数ヶ月後、納品したサイト内の企業ブログを見るとそこには社員個人個人の趣味垂れ流しの記事のオンパレード。
嗚呼、やっぱりアクセス数は勿論全く増えていません。
担当者一人がコンセプトを理解していても、ブログを書く社員各人が社員ブログの方向性をある程度共有してくれないと、サイト制作者が気を配って設計しても無駄になってしまうわけです。
ではどうすればいいのか。
何も難しいことをする必要はないのです。
その答えは映画監督伊丹十三の作品にヒントがあります。
それについては社員ブログが失敗する理由 最低限すべきことは?の方で説明します。