Xserverにconcrete5をインストールして失敗しまくった話
2016/08/04
最近じわじわとユーザー数が増えてきているらしいconcrete5がどんなもんなのかを勉強するためにXserverに入れてみようとしたもののインストールを失敗しまくって悪戦苦闘し、なんとか完了させた話。
これはまだ仕事として導入するには躊躇する・・・。
concrete5本体のダウンロード
まずは本体をローカルにダウンロードします。
私が入れたのはバージョンは5.7.5.8でした。
データベースの設定はconcrete5公式サイトの
XServerへのインストールガイド
http://concrete5-japan.org/help/5-6/install/hosting/xserver/
を参照。
WordPressの時も同じことやりますから、CMSのインストール作業をよくやっている方なら戸惑うことはないでしょう。CMSのデータベースを準備する必要があります。
Xserverで操作する時の見慣れたいつもの操作になります。
- 新規データベースの作成
- データベースユーザーの設定
- データベースの文字コードがutf8_general_ciかの確認。(WordPressの場合はutf8mb4_general_ci)
FTPでアップロード
ダウンロードしたファイルをXserverの指定したドメインフォルダにFTPでアップロードします。
普通は「public_html」フォルダだと思います。
私はサブドメインを作ってテストしたので違いましたが。
ファイル数約7800程度。アップデートに15分くらいは時間かかったかな。
このファイル数の多さが後々トラブルになることをこの時の私は知らない。
ドメインを作成したばかりの場合は初期設定で作成されるindex.html等をリネームしてconcrete5の表示の邪魔をしないようにしておきます。
パーミッション設定、php.iniの作成
公式サイトでは一応確認するように書いてありますが、パーミッションの変更は特に何もせずとも問題なかったです。
X10プランの場合はメモリ制限も200MBだからphp.iniの作成も必要ないような気がするんだけど、一応作成。
default_charset = UTF-8
mbstring.language = neutral
mbstring.internal_encoding = UTF-8
memory_limit = 16M
で、アップロードしたドメインにアクセスしてみます。
言語を選びなさいって画面が表示されましたので、
日本語を選択。「Choose Language」ボタンを押します。
すると次のような画面が表示されました。
問題なさそうなので「インストールを続ける」ボタンを押します。
必要事項を入力してインストールすれば終わりになる・・・と思っていたら・・・。
さて、こっから進まずエラーが出るので何回かやり直しました。
「BlockTypeListitemってファイルがない」って言われてるからFTPの転送漏れかとダウンロードした元ファイルを見てみたけど、こんな名前のファイルはない・・・途中で生成されるファイルなのでしょうか?
この変の仕組みがどうなっているのかネット上の情報だけじゃよくわからない。
よくわからない時は入れ直しだと、全部削除。その後またアップロードに諸々全部で一時間近くかけて再インストールすると今度は別のエラー。
syntax error・・・文法エラーでとぉ?こめかみがピキピキしてきた。いや、待て落ち着こう。
ファイル数の多さが問題?
色々ネット上でインストールエラー関連の情報を見ていると「ファイル転送に失敗しているのでは?」みたいな指摘がある。
FTPソフトがFFFTPだった時は転送エラーはよくあったけど、FileZillaに変えてからはその手の問題はあんまり起きたことないんだけどなぁ、と思いつつファイル数が8000近くあるので念のために再度上書きアップロード。
すると転送失敗が度々起こる。んんっ、これは怪しい。
念には念を(©こぶしファクトリー)ということで上書きアップロードを何度か繰り返した後に再度インストールするとプログレスバーがグイグイ進む。
おおっこれは。
成功?成功したの?
どうやら上手くいった模様。
FTPでアップロードする場合、ファイル数がWordPressの3倍以上あるのでこの転送エラーによるインストール失敗に注意しないといけないかな、と思います。
joomlaもそうなんだけどファイル数がやたら多いCMSってこういうトラブルが起きがちだからゲンナリします。
正直、3時間ぐらい経過した時点で一度インストールを断念しようとしました。
よく考えればxserverなんだからzipで上げてから解凍すればいいだけの話だったんですけどね。
サーバー上で解凍ができない環境の方がいましたら注意してくださいね。