こんなWeb制作会社に依頼してはいけない!
2016/08/16
この業界で働いていて、色々見聞きしてきて「ああ、これは酷いな」と思ったWEBサイトの例をご紹介。
WEBを全く理解していないプログラマが開発をしている
プログラマとしては長く仕事をしていても、WEBの仕組みや作法を全く知らないプログラマは結構います。
いや、今時プログラマなんてネットが使えなきゃ仕事にならないでしょ、と思いますか?
確かに、プログラマとして働いていれば日常的にネットを使いますので、検索サイトから必要な情報を見つけてくる能力は高くなります。
ですが、自分がアクセスしているサイトがどういう仕組みになっていて、どんな設定がされているから検索エンジンの上位に来ているかを知らないってことは、すごく普通にあることなんです。
- 社内で普段は業務システムの開発ばかりやっている。
- WEBアプリやWEBプログラムの開発はやっているがサイト運営の経験はない。
- プライベートでサイトやブログ運営をしたことがない。
こういうタイプのプログラマさんが社内で「ちょっと人手が足りないから手伝って」とWordPressのサイト開発やECサイト開発に携わることになると酷いことになります。
例えこういうタイプのプログラマーが開発したとしても、ディレクションする立場の人間が職分を明確に分けてサイト運営で必要な部分を把握していれば問題は起きません。
ですが、「ちょっと人手が足りないから手伝って」となってしまう社内状況では、こうした適切なマネジメントがなされていない可能性の方が高いものなのです。
その場合、プログラムとしては動くがSEOを微塵も考慮しないサイトが出来上がったりします。
WEBを知らないプログラマはSEOを尽く無視する
ブログラマというのは、動作に問題が起きるバグに関しては敏感です。
即、自分の評価に直結するのでちゃんとします。
ですが正しく動いたとしても、WEBサイトは運営し人を集めないと意味がありません。
そのためには必要最低限のSEO対策は必要です。
ですが、そうしたポイントを当然のものとして会社や開発者間で共有していない場合どうなるか。
「ちゃんと動くものを作った」で完結し、必要最低限のSEO対策すらしていないWEBサイトが納品されます。
メタタグやdescription、alt属性等の設定が全くなされていないサイトです。googleにサイトマップを送信なんてしません。
納品して終わりです。
WordPressならそれでも検索に引っかかってくれますが、ECサイトなんて作った日には全く検索に引っかからないECサイトが出来上がります。辿りつけないので誰も買い物ができません。
そんな酷いことってあるの?と思われるかもしれませんが、現実にあるから書いているわけで・・・。
サイト運営などを経験しているプログラマなら最低限のSEO対策は念頭によぎりますが、そうした経験がないプログラマは自分がどれだけマズイことをしているかすら自覚がないのです。
更新できないCMS
SEO云々言えるのは少なくとも最低限のプログラムの動作はクリアしているレベルの話でした。
世の中にはもっと下のレベルが存在します。
WordPressってHTMLを理解していない人でも簡単に更新できる仕組みのはずでした。
ところが、そうじゃないWordPressもあるんです。
以前、機能追加を依頼されたとあるWordPressの企業サイト。
WordPressの中身を見ていても何がどうなっているのかわからない。
ソースコードの中身を読んでもサイトの構造がよくわからない。
ユーザーに「これ、更新できてるんですか?」と尋ねると「実はよくわからない」と。
そのサイトを作った会社に苦情を言ったら逆ギレされてしまったと担当者の方は不満気なご様子。
まともに更新できなくて困っているのだそうで。
WordPressなんてコードの書き方はある程度決まっているからサイト構造がわからないなんてそうあるものじゃない……ハズなんだけどよくかわらない怪しげな改造が至る所に施されている。
現行サイトの更新方法もWordPressとしては異様な構成でユーザーが強い不満を持っていたため「機能追加するより作り直した方がよくないですか?」と恐る恐るお伺いを立てるとすぐGoサインが出ました。
よっぽど不満が溜まっておられたご様子で、作り直したらユーザー側で頻繁に更新されるようになりました。
WordPressって本来そういうものなのに、最低限のラインすらクリアせずに納品されてしまっている。
プログラマがいないWEB制作会社
WEBを知らないプログラマも困りますが、こっち系の問題を起こすのはデザインや印刷をメインの仕事にしていて、WEBに参入してきたタイプの会社であるパターンが多いです。
社内にきちんとしたプログラマがいないんですね。
WEBを知らないプログラマも困るけど、プログラムをきちんと理解してないでWEBシステムを受注する印刷屋さんやデザイン会社も困る・・・。
注文するお客さんも困るし、巻き添えを食う同業者も困ります。
上手く見分ける方法も、実際のところないんですよね。
デタラメな業者ほど変なコネクションが強くて生き残ってたりするから淘汰されなかったりもするし・・・。
納品実績を頻繁に更新しているようなとこなら、まぁ社内体制がデタラメでは無いと思います。
更新するのも手間ですから、それができるだけの余裕がある、と捉えていいでしょう。